品種の特徴

• 在圃性、耐倒伏性にすぐれる中早生種。
• 茎がやわらかく収穫作業が効率的。
• 玉形状が安定、箱詰めも容易。
• 黒腐病に強い耐病性。

栽培のポイント

• 石灰欠乏症対策
  根量の確保しやすい肥沃で保水性のすぐれた圃場へ作付けする。


• 肥培管理
  肥効の落ちやすい圃場での作付けは避け、元肥主体の肥培管理を行い、初期生育を促進する。また、早めの追肥で、生育後半まで安定した肥効を保つ。追肥が遅れ収穫期に肥効が強まると裂球を招くおそれがある。


• 栽植密度
  本種はそろい性にすぐれるが、高温期の栽培では、極端な密植栽培を避け、適切な条間・株間で栽培する。


• 病害の防除
  本種は茎が短いため、特に菌核病、株腐病に対しては十分な防除を行う。また、黒腐病に対しては完全な抵抗性ではないため圃場条件に合った適切な防除が必要。