品種の特徴

• 外葉は濃緑色でややブルーもを帯び、葉型はやや丸い。
• 球は、やや腰高の扁円形で、たいへんよくしまった1.5kg内外の中球で球尻・球色共にきれいである。
• 葉肉の厚さは普通で食味もよい方である。
• 萎黄病・黒ぐされ等、各種病害にも強く、育苗・栽培共に容易である。
• 耐暑性・耐寒性にもすぐれ冬の寒さでも外葉のいたみも少なく、裂球も比較的遅いので長期にわたり収穫できる。
• 球くずれがなく輸送性に富み、店頭での日持ちもよく市場性の高い優良品種である。

栽培のポイント

• 一般平暖地では7月上・中旬～8月上・中旬まきが最も適し育苗日数35日内外で定植し、10月末から1月にかけて年内中心に収穫するに敵する。尚、暖地では2月～3月上旬までとれる。又、晩秋から3月中旬にかけて播種し、6月～7月収穫用にも利用でき、寒地・高冷地では5月～6月播種で8月下旬から10月収穫に適する。

適作型