「ゆめいろハクサイ・タイニーシュシュ」は、耐暑性にすぐれ、生で食べても美味しい新しいタイプのハクサイです。 |
●球形はやや長い円筒形となり球長20cm程度になる。
●栽植密度を調節することで、200gほどの結球始めから1.2kgほどのミニハクサイサイズまで、いろいろなサイズで収穫できる。
●葉に毛じがないため口当たりがよい。葉肉が厚く歯切れがよいので、さくさくとした食感が楽しめる。
●耐暑性、耐雨性に非常にs
新しい出荷形態に取り組む場合は、15×15cm~20×20cm程度の極密植栽培を基本とします。
株間が狭いほうが、外葉が隣同士競い合って早く立ち上がってきますが、時期によっては株が十分できないことがあります。株間に若干ゆとりを持たせると、外葉の立ち上がりは遅れますが、株がほどよく太って収穫時のスタイルがよくなり、そろいもよくなります。
株間を変えた試作をおこない、作付時期や収穫スケジュールに合わせた最適の株間を見つけるのがよいでしょう。
下の表は、同じ栽培期間でも株間によってどのくらい収量に差が出るのか調べたものです。
密植可能な特性を生かしながらも、重量とそろいのよさで収量を上げるには、15×15cmの4条がバランスがよさそうです。
生育が早い高温期や、低温で株ができにくい時期には、もう少し株間を広げ、立ち上がる前に株をしっかりつくるとよいでしょう。
生理障害は、窒素過多、極度の乾燥・加湿、気温の急激な変化などによって根の働きがこじれ、微量要素をバランスよく吸収できないときに生じると考えられています。
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サラダ用野菜として出荷する場合、虫や泥は商品性を低下させます。寒冷紗やマルチを上手に活用し、出荷の際は切り口をきれいにぬぐって袋詰めするとよいでしょう。 |
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サラダでどうぞ!つくり方、食べ方いろいろ●葉に毛茸がなく、みずみずしく食感がよいので生食に向く。
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