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| 栽培の特徴 パイプ内に赤土をいれることで、外部からの害虫や雑菌の侵入を防ぐため、耕地の土壌条件を問わず品質の良いものができます。また、掘り取りもすこぶる簡単です。 |
【1】
パイプへの土の入れ方パイプに入れる土は山から掘り取った無菌の赤土が良い。入れる量はパイプに70%程度。土がむらになると、イモもムラに太るので注意する。また、パイプ内の土には、栄養のある表土や有機物、水で流された土、霜崩れの土、化学肥料、石灰などを混入することは厳禁です。 【2】うね作り 傾斜畑では、必ず傾斜方向に畝立てを行い、畝は高めにして地温の上昇は中吊りマルチでふせぐ。粘土質の水平畑や水田栽培の場合は、特に高い畝立てを行い、排水を徹底的に行う。畝幅は1.2M、株間は20CM、畝高は30CMの高畝とする。 【3】パイプの埋め込み時期と方法 埋め込みが早すぎると、雨水とともに雑菌や害虫がパイプの中に侵入するため、せっかく良い土をいれても、よい新生イモが出来ない。定植直前を最良として、早くても定植1ヵ月前とする。 パイプは埋め溝の端から約20度の角度で順々に並べながら周囲に土を埋める。 |
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【4】案内棒案内棒は、定植の際、タネイモの位置を決める基準となり、またタネイモから受け部までの深さや覆土の厚さをしる重要な役目があります。長さを必ず25CMに揃えパイプの受け部の中央に垂直に立てます。案内棒は割り箸、小枝などを利用します 【5】定植 種芋の発芽点を案内棒にくっつけて、発芽点が移動しないよう種芋先端に一握りの盛り土を行い、全部の仮植えが終わってから、5CMの覆土をする。この時、パイプ方向と反対になると、パイプの中に新生イモが入らないため注意する。
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ナガイモの吸収根は発芽点付近より発生し、自然薯と違って常に地表近くで成長する。下層部の栄養はあまり吸収できないので、施肥は浅めが良い。施肥量は10aあたりN=25kg、P=20kg、K=25kgの成分量で、完熟堆肥、発酵鶏糞、遅効性の有機入り化成を利用する。元肥は定植時に60%を施用し栄養転換時の茎が1Mくらいの時20%、敷き藁、中吊りマルチ施用前に20%とする。堆肥などの有機質は全面施用より、タネイモに触れないよう15CMはなし、覆土の間にサンドイッチ状に施用するのが良い。鶏糞は上置きとし、混和しない。有機入り化成を利用の場合は濃度障害に注意をして表面全体に均一に施用する。また、砂質土壌の場合、茎葉繁茂期に肥料切れの可能性もあるため、シートをとり追肥を行う。 |
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ながいも
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品種名
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備考
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青森県南部地方の在来種『ずんぐりいも』から選抜した系統。従来のナガイモに比べ芋の長さが短く、『とっくり型』で尻が平たいのが特徴
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長野県や岩手県の山間部などで昔から栽培されている在来系統からの選抜系。
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首部が短く、掘り取りが簡単。耐病性が強く水分が多い。
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50~60cm位の長さに生育し、型も整い、掘り取りが簡単。長芋よりねばりが多い。
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| 短形自然薯 | 首部が短く短大な自然薯。栽培や掘り取りが簡単で多収である |
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滋養強壮の根菜として珍重。肉質は極めて粘質。パイプ栽培で簡単に作られる。
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とろろいもの丸形種で、極めて大きい。
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丸形のとろろいも。掘り取り簡単。粘りが強くておいしい。
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アクが少なく粘質が強く、風味食味の優れた丸形とろろいも。
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とろろ芋の長円形で、粘りが強いです。高温性で多日照を好みます
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| ※小袋~10000粒までご用意しています。 ※テープシーダ-加工承ります。 |
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【4】案内棒
ナガイモの吸収根は発芽点付近より発生し、自然薯と違って常に地表近くで成長する。下層部の栄養はあまり吸収できないので、施肥は浅めが良い。施肥量は10aあたりN=25kg、P=20kg、K=25kgの成分量で、完熟堆肥、発酵鶏糞、遅効性の有機入り化成を利用する。元肥は定植時に60%を施用し栄養転換時の茎が1Mくらいの時20%、敷き藁、中吊りマルチ施用前に20%とする。堆肥などの有機質は全面施用より、タネイモに触れないよう15CMはなし、覆土の間にサンドイッチ状に施用するのが良い。鶏糞は上置きとし、混和しない。有機入り化成を利用の場合は濃度障害に注意をして表面全体に均一に施用する。また、砂質土壌の場合、茎葉繁茂期に肥料切れの可能性もあるため、シートをとり追肥を行う。