品種の特徴

• つるはやや細め、葉は切れ込みの深い中葉です。草勢はやや強めですが、雌花発生、着果性に優れています。
• 果形は正球形で、果重は2.0～2.5kgになります。外皮色は濃い緑色で中太の鮮明な縞とのコントラストが綺麗な見栄えのする外観です。
• 果肉色は鮮紅色で、肉質は締まり、シャリ 感 が あ り 、種はやや小粒で、糖度は13度前後に安定します。
• 登熟日数は6月収穫で35～38日、7月収穫で30～32日が目安です。

栽培のポイント

• 作型はハウス・大型トンネル栽培が主体ですが、露地栽培の8月収穫も可能です。定植は若苗を避け大鉢育苗で大苗定植をします（50～55日苗）又、親づるの摘芯はあらかじめ行った上で定植します。
• 施肥量は大玉西瓜より20～30％減量を基準とします。但し、リン酸肥料はやや多い目に施します。果実の肥大期には草勢を見ながら追肥を行い収穫期まで草勢の維持を計ります。　
• つる仕立ては4本整枝で3果取り、5～6本整枝で4果取り、7～8本整枝で6果取りとします。
• 着果節位は3番果（18～20節）を目安に着果させます。