品種の特徴

• 黄化えそウイルス・ウドンコ病・褐斑病に耐病性の複合耐病性品種
• 雌花数多く、肥大が早いため、多収となる
• 側枝以降連続着果性
• 果肥大早く
• 終始果形が安定
• 高品質で秀品率高い
• 食味・食感良好

栽培のポイント

• 初期から多収穫となるため収穫開始までのしっかりとした樹作りが大切下位からの雌花着生が多い。草勢不十分の場合、思い切った摘果も必要特性を活かすために積極的な肥培管理をする。
  
  
• ブルームレス台木は、OS交配 Re：ストロング一輝、Re：エキサイト一輝、ゆうゆう一輝黒タイプオールスター一輝、RK-3が適する。
  
  定植から活着、伸び盛り、収穫始まるまでは基本的な肥培管理で、徒長させずに旺盛な生育を図る。
  
  ※主枝摘芯は低めに行う。
  ※樹作りの為に膝付近までの雌花の摘除。
  ※雌花が多いため、初期から節数多くとる親子2～3本仕立てのような枝の誘引はしない方が良い。
  ※側枝・孫枝ともにオーソドックスに1～2節止めで対応する。
  ひ孫枝以降は半放任とする。
  
  収穫最盛期を迎える頃から機械的な摘芯は控え、中～上段の孫枝及びひ孫枝を活かす整枝を心掛ける。
  
  収穫が進むにつれて、株の立体づくりを意識した整枝に努めることにより、中後半まで多収穫が維持できる。
  
  こまめに水分を与えながら果実肥大を促し、草勢低下をさせないようにする。