品種の特徴

• ライク・ズワーン社が開発した養液栽培、ハイワイヤー栽培向きピンク系大玉トマト品種
• 黄化葉巻病、葉カビ病をはじめとする幅広い病害に対し抵抗性、耐病性を有す。
• 従来品種と比較すると節間長く葉が水平に展開し、非常にすっきりとした草姿に。
• 草勢が強く安定していて、淡々と着果して行く。
• 初期から果実肥大が良く、豊円形の美しい果形となる。果重は200g前後
• 糖度もある程度出て、食味良好
• 花房内の果実揃いに優れていて、異常果の発生がほとんど無く、秀品率が高い。
• 果肉が分厚くゼリー部は小さくドリップが少ない。生食だけでは無く、スライス等の加工用途にも適す。
• 病害抵抗性はﾄﾏﾄﾓｻﾞｲｸｳｨﾙｽ(Tm-2a)、葉カビ病（Cf-9）、萎凋病ﾚｰｽ1,2、根腐れ萎凋病、半身萎凋病ﾚｰｽ1、病虫害耐性はﾄﾏﾄ黄化葉巻病（ｲｽﾗｴﾙ系、ﾏｲﾙﾄﾞ系）、ﾈｺﾌﾞｾﾝﾁｭｳ

栽培のポイント

• 草勢の強い品種ですが、草勢が強くなりすぎても異常茎、異常果の発生は極めて少なく、強勢台木品種の利用も可能です。
• 草勢が強くなり過ぎた場合は、摘葉等で草勢をコントロールして下さい。
• ヨーロッパ系のトマト品種の形質が色濃く入った品種です。盛夏期を除いては、給液EC2.5以上での養液管理をお勧めします。