品種の特徴

• 栽培が容易な極晩抽種
• 多収で在圃性にすぐれる
• べと病・萎凋病に耐病性
• 収穫・調製が容易

栽培のポイント

• 発芽をそろえる
  播種前に適湿な土壌条件を整え、播種後は発芽するまで適宜潅水を実施し適湿を維持する。高温期の播種・栽培では遮光資材を活用し、地温を下げ発芽と生育を安定させる。


• 生育段階に応じた潅水の実施
  過度な乾燥条件は生育の遅延や収量の低下につながるため、本葉5～6枚ごろから収穫1週間前までは圃場が乾燥する前に適宜潅水を行う。


• 病害対策
  べと病はレース分化が起こりやすいため登録農薬による予防散布や耕種的防除を心掛ける。萎凋病が多発する圃場では事前の土壌消毒が望ましい。


• 播種適期を守る
  極端な高温条件や下降気温下での栽培では、生育の停滞を招くため適期播種を心掛ける。