品種の特徴

• 果重1.5 ㎏前後の立体栽培用品種。果形は球～腰高形で、緑色の外皮に鮮明な縞が入る。
• 果肉は濃桃紅色。糖度は11 ～ 12 度平均。肉質はやや硬めでシャリ感が強く、多汁質なため糖度以上に甘味を強く感じ、食味がとても良い。
• 果皮は薄く柔らかいため、簡単にカットすることができる。裂果の発生は極めて少ない。
• 草勢はやや強め。雌花の発生が良く、着果性に優れるため作り易い。
• 収穫日数は、6 ～ 7 月収穫で交配後30 ～ 33 日が目安。7 月上旬播種、9 月下旬収穫の抑制栽培も可能。

栽培のポイント

• 密植栽培することで果実の揃いが良くなる品種のため、つる当たり約15 ㎝間隔になるように株間を設定して下さい。
  目安は株間60 ㎝の子づる4 本仕立て、3 ～ 4 果収穫です。
• 極低節位に着果した果実は品質が劣るため、必ず10 節前後以降の雌花か2 番花以上に着果させて下さい。
• 着果を確認するまでは孫づるを除去し、その後は、草勢を見ながら、過繁茂にならないように適宜整枝を行います。
• 必ず着果標識をつけて、適期収穫を行って下さい。