品種の特徴

• "つわもの"と同様に草勢は強く、後半のツル持ちが良い。
• 高温期もツル持ちがよく、後半までの草勢維持が期待できる。
• 梅雨明け時の急激な温度・日照変化にも耐えうる草勢。
• 強勢であるが、着果・肥大は従来品種と同等で果実内容も良い。
• ユウガオつる割れ病、ホモプシス根腐れ病に対して耐病性が期待できる。

栽培のポイント

• 親和性が高く、接ぎ木しやすいが、挿し接ぎを行う場合は、ヘラ先が確実に形成層につくまで挿し、活着を促す。
• 接ぎ木活着後は極端な高温多湿管理を避け、本葉2.5～3間枚頃より、苗ずらしを行い節間のつまった苗に仕上げる。
• 土壌病害に対し耐病性が期待できるが、土壌中の菌密度が著しく高い場合は発病することもあるので、耕種的防除との併用が望ましい。