品種の特徴

• 果実の大きさは35g前後。
• 果形はやや扁円球で低温時の栽培ではわずかに先尖りが見られる。
• 玉揃いは良く、クズ果や障害果の発生は少ない。
• 果色は赤色で極めてツヤが良いのが特長。色上がりはミニよりやや遅いが色ボケすることはない。
• 酸味は少なめで甘味のある食味はくせが少なくて食べやすい。
• 果肉は硬めで緻密。日持ち性は非常に優れ裂果にも強い。
• 房どり栽培にも最適。
• 肉厚で心室数は3～4とやや多く、食べた時のゼリーの飛び出しは少ない。
• 草勢は強く、葉は黒葉でやや小葉。節間は普通。
• 果房はシングル。草勢が強いとダブルになりやすい。花数は15～20程度で、着果性が極めて良好の多収性品種。
• 耐暑性に優れ、土耕のみならず、ロックウール栽培や水耕栽培にも最適。
• ハウス栽培では夏秋栽培から促成栽培まで周年利用可能。プランター栽培にも向く。



病害虫抵抗性

• ToMV（Tm-2）抵抗性
• 根腐萎凋病（J3）にも強い