品種の特徴

• 食味の良いものを差別化商品として、パック用としての直売や契約出荷に適します。
• 耐病性：萎ちょう病レース１、根腐萎ちょう病（Ｊ３）、ＴＭＶ（Ｔｍ－2型）に抵抗性を有する。
• 小葉で硬めの樹姿となる。強くなると上段の花数は多くてダブル花房になりやすい。
• 低温時期の作型では果頂部の先尖りが出やすい中生品種。
• 丸タイプで子室数中位、果実の形が良いので秀品性は良い。
• 色あがり良く、糖度のりと食味が良いので、シメ作りして高糖度トマト出荷専用品種に最適。
• 隔離ベッドでの栽培は摘果を励行して着果数の制限を行う。（下段果房は3個を目安にする）
• 完熟系タイプではないので高温時には柔かくなる恐れがあるので、一度に多量の灌水をしないで多回数少量灌水を心掛ける。
• 着果が良いので着果過多になると小玉果が多くなるので気を付ける。
• 青枯病には強くないので、汚染圃場では「がんばる根」シリーズを接ぎ木してください。