品種の特徴

• 極晩抽で、晩秋～春までの(北海道、東北、冷涼地は春まき)栽培に適応します。
• 鮮明な青首で、肉質緻密で辛味のない、甘味に富んだ美味しい、春ダイコンです。
• 草勢はおとなしく、草姿は半開帳性で吸込型のバランスのよい総太りダイコンです。
• 耐寒性が強く、低温伸長性が優れているので低温期に作りやすいダイコンです。

栽培のポイント

• 肥料は、たねまき3～5日位に化学肥料(低度化成)を3㎡当たり200～300g位と苦土石灰等を3㎡当たり200～300g位施し、よく耕しておきます。
• 化成肥料と苦土石灰は同時に施さない方が効果的です。
• たねまきは、少し高うねにしてマルチングを被覆し、株間25cm間隔で1.5～2cm位の深さの穴に2～3粒まき、覆土して少し強めに押さえると健全に発芽します。
• 本葉2～3枚の頃に、1本間引きします。
• 本葉4～5枚の頃に、(トンネル栽培の場合は、トンネル除去した時)化学肥料を3㎡当たり、150～200g位、うね間に追肥します。
• 病害虫の防除は、生育初期に数回必ず行ってください。
• たねまき15～20日位前に良質のたい肥又は乾燥ケイフン等を3㎡当たり2～3Kg施し深耕しておくと、素直で美味しいダイコンができます。

※肥料は、標準的な数量のため、適当に増減してください。

播種時期

東海地方標準
• マルチのみ栽培　10月上旬～10月下旬、3月上旬～4月中旬
• マルチ、トンネル　11月上旬～2月下旬
高地、東北、北海道
• マルチのみ　4月下旬～6月下旬