品種の特徴

• 黒柄×加賀系のＦ1品種。耐暑性が強く、作りやすい秋～冬獲り用の一本太ネギ。葉はやや長め、色が濃緑で見栄えが良い。歯切れと軟らかな食感をできるだけ残した美味しいネギで、寒さにあてると一段と美味しくなる。
• 耐暑性が強く、作柄が安定する。
• 首締まりがやや弱いため、首割れすることがある。
• 生食では辛味が強いが加熱調理したときに甘みが強くなる。また、ネギ本来の香りと味が強い。

栽培のポイント

• ネギ苗を作る場合は畑を使う「地床育苗」とプラグトレーを使うプラグ育苗がある。
  【地床育苗】
  畑に条間15cmくらい、株間1～1.5cmくらいで種蒔きし、80～100日くらい育苗する。
  【プラグ育苗】
  プラグトレーの穴に2粒種蒔きし、45～60日くらい育苗する。
• ネギ苗を定植するときは、1mに45本くらいの密度で植えるのが目安。
• 土寄せをする際には追肥を行う。寒さに当ててから収穫すると甘味が増す。
• 種蒔き時期：春