品種の特徴

• 果形は球～腰高で果重は1.5～1.7㎏内外。
• 果肉は濃橙色で糖度は16度前後に安定。
• 葉の大きさは大きく色は濃い。
• 草勢はやや強く、ツルもちはやや良い。
• うどんこ病抵抗性。つる割病レース0.2に抵抗性。
• 成熟日数はハウストンネル栽培で55日前後。
• 7～9月収穫の高温期～初期抑制作に最適。

栽培のポイント

• 草勢がやや強めなので元肥を1～2割控える。

ブリーダーからのコメント

• 萎れたり、大きくなりすぎたり、果肉が軟化したりと非常に栽培しにくい盛夏期。そこで高温期収穫に適した品種を目指したのがこの「マリアージュ盛夏系」です。果実が大きくなりすぎずに売れ筋サイズに収まりやすい。外観はマリアージュ春秋系に近く、草勢によっては腰高～高球となります。うどんこ病抵抗性もマリアージュ春秋系と同様に持っているが、レースによっては罹病するので予防散布は行う。栽培のポイントは高温期の栽培・収穫となるため生育後半の草勢維持ができるかどうかです。それには、しっかりと根を張らせてから着果させるのがポイントとなってきます。