コレクト[胡瓜]
㈱ときわ研究場
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㈱ときわ研究場
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商品コード:007871
「この商品は野菜のタネです」
褐斑病・ウドンコ病耐病性。高温時期の果形安定性に富む
品種の特徴
- 【播種期】3月~8月まき(無加温)
- 主枝雌花率は、7月播種で30~50%、各節1果成りが主体となる。
- 果実は21~22cmとなり、果色は極濃緑、肩こけ少なく秀品率高い。
- 草勢は中、子枝、孫枝とも安定して発生する。葉は濃緑で中葉、受光態勢の良い草姿となり、管理作業が行いやすい。
- 果実肥大は非常に早く、初期から多収となり、樹ボケの心配は少ない。また高温下においても順調に果実肥大し、尻細果の発生は少ない。
- 褐斑病、ウドンコ病に強く、べト病にも比較的強いため、薬剤散布が軽減でき、栽培後半まで安定した栽培が行える。
栽培のポイント
- 素直な樹作りを行い、追肥・潅水が遅れないよう積極的に行う
- ハウス抑制栽培では高温、強光線の条件下で生育が抑えられる。そのため遮光、通風又は肥料バランスに注意することが必要である。
- 苗は健全なものを目標とし素直な活着をさせる。(ベッドの畦芯の水分が十分な状態で定植を行い、株元潅水、通路潅水を積極的に行う)
- 一番果着果節位は、地際から40㎝の位置を目安にし、側枝も同様に発生させる。(下位節の節が詰まっている場合は、その位置の雌花や枝は利用しない)
- 活着後、高温条件下での栽培となるため、潅水は積極的に行い(場合によっては朝・昼・夕3回)、芯焼けや高温障害を回避する。こまめな潅水で伸びやかな生育をさせ、大きい葉を作ることを目標とする。
- 側枝は基本的に1節止めとする。中段の枝で雌花が連続している枝は2節止めでも良い。
- 孫枝処理については1節止めとし、収穫後の下節位2~3本の枝は元から摘除する。
- 摘葉は積極的に行う。特に節間が詰まっている節位から行う。
- 親、子の2本仕立てをする場合はベッド上40㎝の位置から出して、力枝は主枝より20~30㎝低めに摘芯する。
- 収穫後半は、特に気温低下に注意して、保温を行い果実肥大を促す。また、追肥は収穫量に合わせて行う。