品種の特徴

• 夏まき冬どり用のF1品種。
• 地上部は濃緑・立性で草勢が強く、黒葉枯病の耐病性、耐寒性に優れ、機械収穫に適します。
• 根部は肩の肉付きが良く、肥大が優れます。また、吸い込み性が強く、青首や肩部の高温障害の発生が少ない。
• 根色は鮮やかな橙色で、光沢に富み、肌は凹凸少なく滑らかです。
• 肉質は硬く、収穫機や洗浄・選別機での作業に適します。
• 適期栽培では、播種後110日で根長18cm、根重230g程度になります。

【栽培要点】

• 吸肥力が強い品種ですので、元肥栽培に適しています。施肥量は10a当たり窒素成分で6～8kgを標準とします。
• 播種後の乾燥に注意し、初期生育を順調にするよう努めます。
• 地上部は黒葉枯病等に強く作りやすいですが、病害虫を予防するため定期的に防除します。
• 吸い込み性は強いですが、収穫が1月以降になる場合には、凍害防止のため十分に土寄せを行います。