【特性】
■適応作型
　[ハウス]促成・半促成栽培
　[露地]早熟・夏秋栽培
■雌花着生
　10～2月 親蔓20～30%位
　　　　　子蔓30～40%位
　　　　　孫蔓40～50%位
　3～9月　親蔓10～20%以上
　　　　　子蔓20～30%位 　　　　　孫蔓30～40%位
■果実
　・果長　250～300g重で、26～28cm位
　・果形　頭から尻まで肉付きのよい円筒形果
　・果色　濃緑色で、高低温期でも白果の発生は少い。
■収量性
　果実肥大性が有り、ツルの伸長性も有り、後半まで草勢強く安定多収型品種。

【栽培のポイント】
・高温性なので発芽適温もやや高く30～32℃位を確保する。
・連鎖圃場ではセンチョウの被害が大きいので殺センチョウ剤で土壌消毒を行う。
・子葉展開後12～15cmポットに鉢上げし、本葉4～5枚で定植する。（新土佐系南瓜に接木すると、後半までの草勢維持が容易にできる）
・活着・誘引後の潅水は控え気味に行い、畝より30cm位までの下葉・側枝は除去する。
・雌花率のよい枝を残し、垂れ下がった枝、弱い枝、込み入った枝は取り除く。
・盛夏期は過繁茂となり、曲り果や光線不足による白果の発生が多くなるので、随時摘葉を行う。
・土壌水分が多すぎたり、乾燥しすぎると変形果が多くなるので注意する。