品種の特徴

• 適作型は促成・早熟栽培に適する。
• 果重は、250～300gで、果長26～28cm。
• 果形は、まとまりのよい紡錘形。
• 果皮色は、濃緑で、イボはおとなしい。
• 雌花率は、50％前後と高く、多収で揃いがよい。
• 草勢強く、つるもちが良いので、後半まで果がくずれにくい。
• 低温伸長性に優れ、雌花着生と着果がよい。

栽培のポイント

• ニガウリの生育適温は17～28度であるが極端な温度管理は避ける。
• 開花期から収穫最盛期は、茎葉がかなり繁茂するので、日照確保に注意し、密生したつる等は摘除し、通風・採光に心掛ける。
• 排水の良い土地を選ぶ。比較的乾燥に耐えるため、潅水量は少なめでよいが、収穫期間内は、定期的に潅水をする。
• 追肥も定期的に実施し、液肥と化成肥料を交互に使い分け、N成分で1.5kg程度施し成り疲れることのないように注意する。