カリフローレ80(花椰菜)[カリフラワー・イタリア野菜]
トキタ種苗(株)
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トキタ種苗(株)
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商品コード:004675
種苗メーカー 【トキタ種苗】
まったく新しいスティックカリフラワー
生でも美味しい
【播種時期で品種を使い分けよう!】
カリフローレ80は春・夏・秋まき用です!
●カリフローレ60と比較して低温に対して鈍感な特性をもっているので、ある程度の大きさになってから花蕾ができ、 安定した栽培が期待できます。
●暖地・一般地のように比較的暖かな場所で、5~6月収穫をしたい場合は、この品種がオススメです。 ●また暖地の秋まき(8~10月)もできるので、周年栽培を目指したい方にもオススメですね。 【栽培ポイント】
●播種~育苗管理
①生理特性(特に発芽から育苗まで)
・発芽適温は18~25℃(高温ほど発芽が促進)【下限4℃上限35℃】
・好光性種子(光条件下で発芽促進)
・育苗適温は20~25℃前後。15℃以下では生育不良、30℃以上では軟弱徒長
②土詰め(プラグトレイ育苗)
・土壌病害虫の侵入回避のため、必ずビニールやシートを敷いて作業を行う
・培土が乾燥している場合は土を軽く握って手に湿りを感じ、塊が残る程度に水を加える
・プラグトレイが均一になるように、土詰めを行う(端が少なくなりがち)
・培土を詰める量は、プラグトレイのセルの仕切りが見える程度が適当
・培土は、ゼオライト入りのガッチリくん(N190、たねまき用)がおすすめ!
③播種
・播種前に、育苗箱の底から水がしたたる程度に十分に潅水を行う
・覆土の厚さは薄め、コート種子が見えなくなる程度。セルの仕切りが見えなくならないように
・発芽までの間は乾燥防止のため、新聞紙・べたがけ・白色寒冷紗等で被覆し、発芽がそろったら、直ちに除去する(2日後、夕方目安)
④育苗管理
・育苗場所は、日当たり、風通しの良い場所で行う(ベンチ育苗)。高温時には遮光(50%程度)を行い、地上部の日焼けを避けるようにする。遮光は晴天時の10~15時とし、苗の徒長を防ぐ
・潅水(発芽後)子葉展開時の水分過多は、胚軸が伸び、徒長の要因になるので注意する
・本葉展開後の水分管理は、基本的に1日2回(朝たっぷり、昼しおれた箇所のみ)とし、培土の特徴により加減する。潅水量は、夕方には表面が軽く渇く程度とする。午後4時以降の潅水は徒長の原因となるので行わない
・特に、両端が乾きやすいので、シャワーで潅水をする前に、両端2列ほどジョウロで潅水またはシャワーでざっと潅水した後に全体に潅水する
※育苗期間中の乾燥条件は、花蕾の形や粒揃い不良などの品質低下をまねいたりするので注意する
・肥培管理
培土により異なるが、葉色(子葉)が淡くなったら、液肥で追肥を行う
・育苗日数
2.5~3葉齢(播種後25日前後)根張りのよい、節間の詰まった茎の太い苗に育てる!
●圃場準備
耕土は深く、有機質に富み、肥沃で排水良好な土壌を準備。多湿条件下では、根腐れ症状、黒腐病、べと病、ナンプ病が発生しやすい。
土壌pHは6.0~6.5を目安に、炭カル等で矯正する。酸性条件下では、根こぶ病が発生しやすくなるとともに、生育不良になりやすい。また、pH7.0以上では微量要素の欠乏が出やすい。土壌の肥沃度や全作・作型を考慮して施肥量を決定する
●「カリフローレ」は、元肥主体で栽培。生育を見ながら追肥を
施肥量(元肥・追肥合計の目安 N:P:K=13:15:13(kg/10a)
※堆肥の窒素成分も考慮すること!
ホウ素などの微量要素欠乏が出ないように、良質の堆肥を10aあたり2~3トン施用する。また、予防としてFTE肥料(6kg/10a)またはBMようりん(4~5kg/10a)を別途用いる。ホウ素は0.5~1.0ppmが最適濃度で、多く施用すると過剰障害発生の危険性がある
●定植
栽植密度は株間30~35cm×畦間60~70cm(約4200~4500株/10a)
セル培地がむき出しにならない深さに夕方または曇天無風のときに行うのが好ましい(定植後の乾燥防止)
土壌砕土が悪い場合は、乾燥により活着が悪くなるので、軽く土寄せを行う
●定植後の管理
定植時が高温ならば潅水を行い、スムースな活着を促す
露地栽培では、風により倒伏しやすいので、定植後15~20日頃に除草を兼ねて、追肥・中耕・土寄せを行う
追肥は植物の生育状況を見ながら、1~2回程度行う(目安としては①定植15日前後、②定植後30日目前後)
●収穫の目安・調製
通常のカリフラワーとは異なり、花梗の伸張が一斉で花蕾形状はフラットになる。通常のカリフラワーの収穫期をやや過ぎて、全体が緩み始めたころが収穫適期。収穫後の調製は、花梗基部から包丁を入れて軸の部分を長めに取り、さらに房ごとの軸の長さをある程度そろえる
1株から120g袋で3個が出荷調製目安
まったく新しいスティックカリフラワー
生でも美味しい
【播種時期で品種を使い分けよう!】
カリフローレ80は春・夏・秋まき用です!
●カリフローレ60と比較して低温に対して鈍感な特性をもっているので、ある程度の大きさになってから花蕾ができ、 安定した栽培が期待できます。
●暖地・一般地のように比較的暖かな場所で、5~6月収穫をしたい場合は、この品種がオススメです。 ●また暖地の秋まき(8~10月)もできるので、周年栽培を目指したい方にもオススメですね。 【栽培ポイント】
●播種~育苗管理
①生理特性(特に発芽から育苗まで)
・発芽適温は18~25℃(高温ほど発芽が促進)【下限4℃上限35℃】
・好光性種子(光条件下で発芽促進)
・育苗適温は20~25℃前後。15℃以下では生育不良、30℃以上では軟弱徒長
②土詰め(プラグトレイ育苗)
・土壌病害虫の侵入回避のため、必ずビニールやシートを敷いて作業を行う
・培土が乾燥している場合は土を軽く握って手に湿りを感じ、塊が残る程度に水を加える
・プラグトレイが均一になるように、土詰めを行う(端が少なくなりがち)
・培土を詰める量は、プラグトレイのセルの仕切りが見える程度が適当
・培土は、ゼオライト入りのガッチリくん(N190、たねまき用)がおすすめ!
③播種
・播種前に、育苗箱の底から水がしたたる程度に十分に潅水を行う
・覆土の厚さは薄め、コート種子が見えなくなる程度。セルの仕切りが見えなくならないように
・発芽までの間は乾燥防止のため、新聞紙・べたがけ・白色寒冷紗等で被覆し、発芽がそろったら、直ちに除去する(2日後、夕方目安)
④育苗管理
・育苗場所は、日当たり、風通しの良い場所で行う(ベンチ育苗)。高温時には遮光(50%程度)を行い、地上部の日焼けを避けるようにする。遮光は晴天時の10~15時とし、苗の徒長を防ぐ
・潅水(発芽後)子葉展開時の水分過多は、胚軸が伸び、徒長の要因になるので注意する
・本葉展開後の水分管理は、基本的に1日2回(朝たっぷり、昼しおれた箇所のみ)とし、培土の特徴により加減する。潅水量は、夕方には表面が軽く渇く程度とする。午後4時以降の潅水は徒長の原因となるので行わない
・特に、両端が乾きやすいので、シャワーで潅水をする前に、両端2列ほどジョウロで潅水またはシャワーでざっと潅水した後に全体に潅水する
※育苗期間中の乾燥条件は、花蕾の形や粒揃い不良などの品質低下をまねいたりするので注意する
・肥培管理
培土により異なるが、葉色(子葉)が淡くなったら、液肥で追肥を行う
・育苗日数
2.5~3葉齢(播種後25日前後)根張りのよい、節間の詰まった茎の太い苗に育てる!
●圃場準備
耕土は深く、有機質に富み、肥沃で排水良好な土壌を準備。多湿条件下では、根腐れ症状、黒腐病、べと病、ナンプ病が発生しやすい。
土壌pHは6.0~6.5を目安に、炭カル等で矯正する。酸性条件下では、根こぶ病が発生しやすくなるとともに、生育不良になりやすい。また、pH7.0以上では微量要素の欠乏が出やすい。土壌の肥沃度や全作・作型を考慮して施肥量を決定する
●「カリフローレ」は、元肥主体で栽培。生育を見ながら追肥を
施肥量(元肥・追肥合計の目安 N:P:K=13:15:13(kg/10a)
※堆肥の窒素成分も考慮すること!
ホウ素などの微量要素欠乏が出ないように、良質の堆肥を10aあたり2~3トン施用する。また、予防としてFTE肥料(6kg/10a)またはBMようりん(4~5kg/10a)を別途用いる。ホウ素は0.5~1.0ppmが最適濃度で、多く施用すると過剰障害発生の危険性がある
●定植
栽植密度は株間30~35cm×畦間60~70cm(約4200~4500株/10a)
セル培地がむき出しにならない深さに夕方または曇天無風のときに行うのが好ましい(定植後の乾燥防止)
土壌砕土が悪い場合は、乾燥により活着が悪くなるので、軽く土寄せを行う
●定植後の管理
定植時が高温ならば潅水を行い、スムースな活着を促す
露地栽培では、風により倒伏しやすいので、定植後15~20日頃に除草を兼ねて、追肥・中耕・土寄せを行う
追肥は植物の生育状況を見ながら、1~2回程度行う(目安としては①定植15日前後、②定植後30日目前後)
●収穫の目安・調製
通常のカリフラワーとは異なり、花梗の伸張が一斉で花蕾形状はフラットになる。通常のカリフラワーの収穫期をやや過ぎて、全体が緩み始めたころが収穫適期。収穫後の調製は、花梗基部から包丁を入れて軸の部分を長めに取り、さらに房ごとの軸の長さをある程度そろえる
1株から120g袋で3個が出荷調製目安