ワセホープ[牧草 イタリアンライグラス]
タキイ種苗㈱ (種苗)
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タキイ種苗㈱ (種苗)
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商品コード:004330
さらに直立型に!
【特性】
・出穂は「ニオウダチ」より10日位早い。
・生草収量は「ニオウダチ」と同程度だが、乾物収量は多い。
・草型は流通品種よりもさらに直立型。
・乾物率が高く、乾草調整が容易。
えん麦・らい小麦とイタリアンライグラスの混播栽培の詳細はこちら→
【イタリアンライグラス】
北海道から沖縄まで広く栽培されている品種で、特に温暖地・暖地の飼料畑の冬作物として最も重要な飼料作物。初期生育および早春の生長が旺盛で、家畜に対する消化性や嗜好性に優れる採草向きの多収牧草。また、耐湿性が強く、水田裏作や転作田でも利用される。
【イタリアンライグラスの栽培ポイント】
●播種期
春まき:3~4月(遅まきは避ける)
秋まき:9~10月(ワセフドウは9~11月中旬)
●播種量
2倍体品種(ワセフドウを除く):2~4kg/10a
4倍体品種およびワセフドウ:3~4kg/10a
●土壌条件
やや湿潤で肥沃な土地なら、土質は選ばない。
●施肥基準
元肥:10a当たり堆肥3t、チッソ10kg、リンサン15kg、カリ15kg
苦土石灰を施してpH6に矯正する。
追肥:10a当たりチッソ5kg、カリ3kgを各刈り取りごとに施す。
●播種法
全面にムラなく散播する。水田裏作の場合、稲の立毛内に不耕起で中まきする(稲刈りの10日前)。ローズグラス等の暖地型牧草の立毛内にも不耕起で播種できるが、この場合、播種量は10a当たり4~5kgとする。
●利用法
サイレージ:出穂期に刈り取り、半日から1日反転予乾して、水分60~70%で2~3cmに切断してサイロに詰め込む。また、予乾を強くして、水分を55%以下にすれば、ベーラで梱包サイレージを作ることができる。
乾草:出穂直前に刈り取り、反転して乾燥を早める。