ネオタチワカバ[牧草 アルファルファ]※2025年4月頃入荷予定
タキイ種苗㈱ (種苗)
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タキイ種苗㈱ (種苗)
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商品コード:004307
永続性高い暖地・一般地向け品種!
【特性】
・耐湿性が強く、湿潤な水田転換畑などでは「タチワカバ」・「ツユワカバ」よりも収量性が高い。
・アブラムシ抵抗性および菌核病抵抗性が強く、永続性が高い。
・耐倒伏性が強く、「タチワカバ」と同程度である。
・越冬性は強いが、耐雪性はやや劣る。
【アルファルファ】
古くから栽培されてきた飼料作物の一つで、「牧草の女王」とも言われる多年生草本である。太い直根が深く伸び、耐旱性が強い。強い光を好み、高温に耐えるが、品種によっては耐寒性も強い。多湿や酸性土壌を嫌いpH6以上の中生~アルカリ性で、排水のよい深い土壌に適する。
【アルファルファの栽培ポイント】
■圃場の準備
水はけがよく、肥沃で中性から弱アルカリ性の土壌を好む。
■播種
4月上旬~5月中旬、9月中旬~10月下旬。春播種なら播種当年に1~2回の刈り取りが可能。秋播種なら当年は収穫せず越冬させる。
根粒菌の接種をすると、定着率向上が期待できる。リゾコート種子を利用すると手間がかからない。
■施肥基準
元肥:10a当たりチッソ5kg、リンサン20kg、カリ10kg、石灰を施用し中性近くなるように酸度矯正する。
追肥:アルファルファ単播草地では10a当たりリンサン10kg、カリ20kgを施用し、チッソは施用しない。イネ科牧草を混播している草地ではチッソが必要になるので、イネ科牧草の割合に応じチッソを施用する。
石灰:石灰の吸収力が強いため、2年に1度程度は追肥する。特にチッソを施用するイネ科牧草との混播草地は酸性化しやすいので、最終刈り取り後10a当たり40~60kgを目安に施用する。
■維持管理
1年目:春播種の場合、1回目の刈り取りは開花期行こうとし、年1~2回刈りとする。秋播種の場合は1年目は収穫せず越冬のための株の充実に努める。
2年目:2年目までは株の充実に努め、開花期(7月上~中旬頃)と8月下旬~9月上旬頃の2回刈りとする。
3年目以降:1番草は着蕾期、2番草は開花期、3番草はそれから50日以上の間隔を置いて刈り取る。
最終刈り取り:刈り取り危険帯前後の刈り取りは慎重に行う。
■利用法:圃場での乾燥が長引くと落葉が多くなり品質が落ちるので、天候の悪い時はサイレージとする。