サンチェリーピュア[ミニトマト]
トキタ種苗(株)
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トキタ種苗(株)
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商品コード:003808
(越冬長期・抑制・夏秋)
●花房は初期シングルが、3-4段以降はダブル中心。
●他品種が8段目収穫の頃、ピュアは9~10段目の収穫に入り、1~2段収穫が多い。
●1花房あたり20~35果。光沢のある鮮赤色の果実は、18g前後と大きめに良く揃う。
●糖度8度に安定し裂果が極めて少なく高品質。
●高温着果性も良く、生育後期までスタミナがある。草勢強く、節間長は中位で栽培容易。
●越冬栽培で通常より低めの温度で管理しても着果良好、省エネ栽培に適する(現代農業2009年2月号等に詳細記事掲載あり。)葉かび病、ウィルス病(ToMV Tm-2a)と萎凋病(R-1)、ネコブセンチュウ抵抗性、斑点病に耐病性。
【通年栽培ポイント】
早めの追肥、水管理・完熟収穫が鍵。
①元肥チッソは少なくする。【チッソ過多で起こる問題 着色不良、軟化玉、着花不良(花数減)、異常茎】
②若苗(72穴プラグ苗)定植。株間40~45cm。
③早めに追肥、水管理。生育が早いので、早めに追肥、灌水し果形を保つ。
④完熟収穫する。早どりでは酸味が強い。割れにくいので従来品種より完熟させて収穫する。(1日待って収穫する)
⑤台木は太根品種を避け、キャディ1号がバランス良く、高温期低温期とも良好。
⑥着果時の根元の茎は、親指くらいの太さが目安。
【越冬長期栽培のポイント】
やや低めの温度管理&適期の摘葉・草勢管理
①追肥灌水 従来より30%減。追肥開始は3段開花時。茎が太ったころに与えないと、追肥の遅れは後段で肥料切れ起こす。10a当たりN:2~3kg追肥。
②摘葉処理 3段開花頃から摘葉し、栄養成長から生殖成長に切り替える。日光が花数を多くする。
③温度管理 越冬長期は、従来品種より1度低めが可能(最低夜温9~10℃)、日中温度2~3℃低め(午前25℃、午後20℃)天窓は13℃くらいで閉じる。夜温高いと徒長し、花芽が少なくなる。
④草勢が弱い場合、側枝取りをやや遅め花房直下の側枝を10cm伸ばし、葉を2枚残し摘芯し、葉面積を確保し回復を待つ。場合によっては夜温をあげて徒長気味にする。薄い液肥を与える。
⑤草勢が強い場合、間引き摘葉し花房に光線を当てて花数を増やし品質向上を図る。
⑥湿度管理 乾燥するとうどんこ病が出やすくなる。冬場も適度な湿度を保つ。
【夏秋栽培のポイント】
初期の保温・後期の灌水、適期中期の追肥・高温対策
①芯止め後も灌水継続する。初期から茎が細く花数少ない場合、原因として定植後から現在まで土壌灌水が不足。まずしっかりした樹作りが必要。
②収穫花房下段の下葉かき。ピュアは、大葉のため、果実の日よけ効果が期待できる。風通しを考えて適宜除く。