品種の特徴

• 果形 楕円形
• 果重 8～10 kg
• 果皮色 極濃緑
• 縞の密度 中程度
• 果肉色 濃紅桃色
• 果肉質 硬め
• 糖度 13 度前後
＊ U-012との一番の違いは草勢の強弱。羅皇ロングは強い、U-012は中程度。


• 果肉が硬く、店持ちが良い！
  果肉質がシッカリとしているので、果肉のゆるみや果肉の崩れ、タネ周りのスキが少なく、収穫後の品質の低下も少ない。また、収穫遅れになった場合においても、果肉質の劣化が少ないので、リスクの軽減にも繋がる。


• 空洞果は極めて少なく、秀品性が高い！
  草勢は強めであるが、空洞果の発生は極めて少ない。そのため、草勢維持は容易であり、尚且つ、収穫遅れによる空洞果のリスクも軽減できる。また、空洞果が少なく、果肉質の劣化が遅いため、収穫までの日数を少し長くとることも可能。それにより、糖度をしっかりと蓄積させた、まさに完熟スイカで収穫できる。

栽培のポイント

• 草勢は強めの品種であるが、高温期作型では、定植から交配までの期間を十分に確保し、しっかりとした根づくりを心がける。
• 成熟期は中晩生。6～7月収穫のトンネル栽培で開花後45～47日程度で収穫となる。