特性

• 果形は良く整った正球から高球形。縞の太さは普通で良く通ります。地色はやや濃く、2番果以降でも果皮が白っぽくなりません。
• 果重は2.2～2.5kgで、肥大して3kg弱程度。天候不良等により着果数が不足しても肥大過剰になりにくく、良品が収穫可能です。
• 果肉色は濃朱紅色。果肉はやや硬く、締まりのある肉質で、店持ちが優れています。
• 糖度は平均で13度以上。シャリに富んだ良食味の品種です。
• 完熟後、まれに収穫遅れによる裂果が発生することがありますが、登熟前の裂果や爪で突いたようなひび割れは見られません。
• 雄花が大きく、花粉の出が優れているので、着果が容易です。
• 登熟日数は3月着果で40日。4月着果で38日。5、6月着果で33日程度。日持ちのいい品種なので、青臭い酸味が消え、完熟したのを確認してから収穫して下さい。
• つるの太さは普通。特に強勢ではありませんが、収穫期に急激に草勢が衰えることがないので、草勢の維持が容易です。