栽培の流れ
播種
1
セルトレイやペーパーポットを⽤いて育苗する。育苗箱やプランターでも育苗は可能。
2
適度な湿度を保ち、極端な潅⽔や乾燥を避ける。
リーキ秋まき作型表(滋賀研究農場の例)
育苗
1
育苗期間が⻑いため、肥料切れにならないように留意し、葉⾊を⾒ながら適宜液肥を施⽤する。
2
育苗温度は13 〜20℃が⽬安。12℃以下が⻑く続くと⽣育が緩慢になるので注意します。
※⼤苗で低温にあたると抽苔が促進されるため、軸の太さが7〜8mm 位でおさまるように管理します。
施肥
1
元肥は窒素成分で5kg/10a とし、施肥設計は地域の⼟質や残肥によって異なるので、現地の指導に従ってください。
定植
1
2⽉下旬から3⽉中旬頃に定植する。植え溝に定植し軽く⼟で押さえ直⽴にする。
2
温暖な⽇を選び、可能な限り午前中より作業を⾏う。
3
定植後は、トンネルや不織布を使⽤すると、よりスムースな活着に有効。この際は、定植した苗が折れないように留意する。
定植は10 〜15cm、1 条植えが基本です。
管理
1
定植後、20 〜30 ⽇くらいで⼀回⽬の中耕、追肥、⼟寄せを⾏う。
2
その後も30 ⽇を⽬安に、こまめに中耕、追肥を⾏う。
3
⼟寄せは、伸⻑にあわせて適宜(2 〜3 回) 中耕、追肥の際におこなう。
収穫
1
6 ⽉頃になれば、順次収穫が可能。
2
8 ⽉頃には、抽苔がすすむため順次収穫を終えるようにする。
リーキが
夏にとれる!!
収穫時期の圃場の例
品種特性比較(⽐較は丸種㈱農場での試験結果)
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クリプトン
草勢 草姿 葉色 太り 長さ 強い 半立性 濃緑 極太 中 早⽣性が⾼く冷涼地等での早めの収穫に最適。
収穫適期以降でも葉が垂れにくく、作業性が⾼く在圃性もある。 -
メガトン
草勢 草姿 葉色 太り 長さ やや強い 半立性 濃緑 太 やや長 早⽣性が⾼く冷涼地等での早めの収穫に最適。
軸の太さと⻑さのバランスが美しい。在圃性は中位。 -
ロングトン
草勢 草姿 葉色 太り 長さ 中 立性 緑 中 長 中早⽣なので、太りはやや遅く在圃性に優れる。
葉は細く耐寒性が強い。栽培し易い品種。
リーキの料理煮込み料理がおすすめ!
⽩根を⾷⽤とし、⻑時間加熱すると独特の⽢味や旨味、コクが出る。ポトフ等の煮込み、スープやソースのダシなど主に⻄洋料理に利⽤される。ジャガイモとリーキを炒めてブイヨンで煮込み、裏ごしして⽣クリームを加えた冷製クリームスープ『ビシソワーズ』は有名なメニューの⼀つ。
ポトフ
お鍋
揚げ物