12月中旬~1月中旬にかけて播種(写真①)
※セル苗定植の場合
2月中旬~4月下旬にかけてセル苗をダイレクト定植
※雨後のしっとりした状態でマルチを張る
マルチは黒を使用し、除草と乾燥を意識する
マルチ幅は90cm。年内収穫はないので雑草対策が重要
※専用ホーラーを使用し早期定植を心がけ、できるだけ生育期間を長くする(図②)
5月頃から生育が旺盛になるため病害虫予防を心がける
※この頃、マルチ焼けを防ぐために植え穴をふさぐように土寄せを行う(写真③)
※萌芽が盛んになり、背丈も高くなるので支柱とフラワーネット等で倒伏防止対策をする(図④)
6月から10月までは1〜2週間ごとに防除を行う
※病気:茎枯病、斑点病対策等 虫:アザミウマ・カメムシ類・ヨトウガ
※茎枯病については、Mクラス(6~7mm程度)の茎が発生する頃から予防を徹底する。潜伏期間は約20日あるため、萌芽の段階から防除する。少しでも病斑が見えると、秋頃に病害が拡大して止まらなくなる。特に9月頃からの防除が重要。
追肥を行う場合は生育を見ながら数回に分けて行う。ただし、秋冬に樹勢が強すぎると養分転流しにくいため、10 月上旬までとする
※気候条件によっては、この時期でも病虫害が発生するため、必ず生育状況を確認しておく
養分転流は平均気温15〜16度、最低気温10度になるとスイッチが入り、約30日間かけて行われる。
養分転流で来年の収量が決まる(写真⑤)
年末から年明けに黄化し、茎が割れだしたら刈取り、マルチをはがす
3月下旬~6月上旬にかけて収穫。収穫期間は60~90日前後、全て収穫(写真⑥)
この作型は、1年で終了することで防除の手間を軽減!
収穫終了後はすきこむ
☆今後、株同士が競合しないように栽植密度をできるだけ上げたり、栽培技術により株養成量をより多くすることで、1~1.2t/10aを目指す(明治大16年実績より)
★後作に、スイートコーンやミニニンジンが
おすすめ。