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アスパラガス採りっきり栽培

採りっきり栽培®のメリット

露地栽培で定植翌年に本格収穫可能、毎年株を更新するので病気リスク減、紫品種も良い。

九州と北海道の端境期(4、5月)に収穫でき、地産地消+市場への出荷も見込める。

露地栽培のためハウス等の設備投資にかかる費用が不要。

従来の栽培法との違いは・・・

  • 【従来の露地栽培】

    株養成通常10〜15年間、繰り返し立茎し年数をかけて株を養成。

    病害虫防除が難しい

    収穫初年度は我慢が必要 (1週間のみ収穫)本格的な収穫は3年目から。

    勝負は
    4年目から…

    管理栽培期間中(10〜15年間)は徹底した病害虫防除が必要。(茎枯病、斑点病)特に2年目からは注意が必要。

    手間暇が
    かかる

    設備暖地ではハウス栽培が必須。

    設備投資に
    費用がかかる

  • 【採りっきり栽培】

    株養成初年度のみ=1年ぽっきり!

    長期管理不要

    収穫初年度の株養成だけで、
    翌春採りきる!

    初心者でも取り組みやすい!

    管理採りきったら、
    すき込んでシーズン終了!

    防除にかかる経費削減!

    設備暖地でも露地栽培が可能!

    設備投資
    軽減!

●栽植密度 約1800 株 株間40cm 条間140cm 畝幅90cm ●基肥:チッソ成分15~20 ㎏ /10a 程度
●追肥:チッソ成分10 ㎏ /10a ( 数回に分けて)

採りっきり栽培 栽培概要

12月中旬~1月中旬にかけて播種(写真①)
※セル苗定植の場合

2月中旬~4月下旬にかけてセル苗をダイレクト定植
※雨後のしっとりした状態でマルチを張る
マルチは黒を使用し、除草と乾燥を意識する
マルチ幅は90cm。年内収穫はないので雑草対策が重要
※専用ホーラーを使用し早期定植を心がけ、できるだけ生育期間を長くする(図②)

5月頃から生育が旺盛になるため病害虫予防を心がける
※この頃、マルチ焼けを防ぐために植え穴をふさぐように土寄せを行う(写真③)
※萌芽が盛んになり、背丈も高くなるので支柱とフラワーネット等で倒伏防止対策をする(図④)

6月から10月までは1〜2週間ごとに防除を行う
※病気:茎枯病、斑点病対策等 虫:アザミウマ・カメムシ類・ヨトウガ
※茎枯病については、Mクラス(6~7mm程度)の茎が発生する頃から予防を徹底する。潜伏期間は約20日あるため、萌芽の段階から防除する。少しでも病斑が見えると、秋頃に病害が拡大して止まらなくなる。特に9月頃からの防除が重要。

追肥を行う場合は生育を見ながら数回に分けて行う。ただし、秋冬に樹勢が強すぎると養分転流しにくいため、10 月上旬までとする
※気候条件によっては、この時期でも病虫害が発生するため、必ず生育状況を確認しておく

養分転流は平均気温15〜16度、最低気温10度になるとスイッチが入り、約30日間かけて行われる。
養分転流で来年の収量が決まる(写真⑤)

年末から年明けに黄化し、茎が割れだしたら刈取り、マルチをはがす

3月下旬~6月上旬にかけて収穫。収穫期間は60~90日前後、全て収穫(写真⑥)

この作型は、1年で終了することで防除の手間を軽減!
収穫終了後はすきこむ

☆今後、株同士が競合しないように栽植密度をできるだけ上げたり、栽培技術により株養成量をより多くすることで、1~1.2t/10aを目指す(明治大16年実績より)

★後作に、スイートコーンやミニニンジンが
 おすすめ。

アスパラガス採りっきり栽培概要

アスパラガス定植年の栽培ポイント

各作型に適した品種の選定、品種特性を活かした使い分けにより、年間を通しての連続出荷が可能になります。

  • step 1圃場準備

    排水のよい圃場を選ぶ(必須条件)

    プラウなどで地下40〜50cmまで深耕する

    必ず土壌診断を行い、適切な土壌改良を行う

    排水対策の実施。明渠、暗渠による対策

    排水不良圃場では客土等の対策を行う

  • step 2播種

    発芽温度は25〜30℃。25℃で発芽まで10日程度要する
    発芽までの期間(50%発芽)グリーン品種:10〜14日 紫品種:14〜20日
    ※紫品種の方が揃うまでの日数はかかる

    水持ちの良い培養土は根が腐る恐れがあるので避ける

    セルトレーの場合は1穴1粒まきとして深さ1cm程度とする

    育苗期間が長いので100日程度のロング肥料を施用すると良い

    発芽後の温度管理が重要で、擬葉が展開するまでは注意する

    かん水は、育苗培土の乾き具合を見ながら適時行う

    発芽後は徐々に温度を下げ、日中25℃、夜間15℃以上にして徒長を防ぐ

    2本目の方がが見られるようになったら最低地温を15℃程度まで落とす

    定植前1週間ほど前から外気温にならす馴化を行う


    2本目の萌芽

    発芽後の温度管理と潅水は重要です!
  • step 3定植

    ベッド幅は60〜90cm程度とする

    マルチを張り地温確保、雑草防除を行う

    ポット苗は根鉢の中心が乾燥している事が多く、水に十分浸漬後に5cm程度の深植えとして倒伏を防ぐ

    植穴に『微生物の棲家』をひとつまみ施用すると根張りが良くななり、株が大きくなる。

    定植/ポット苗

  • step 4定植1年目の管理

    フラワーネット等を張り、倒伏防止に努める

    定植後は水分確保、雑草防除に努める

    細い茎は整理し、風通しを良くして病気の発生を抑える

    倒伏防止にフラワーネットを使用/倒れている茎を整理する

    step 5秋の養分転流

    秋の養分転流で貯蔵根糖度を蓄える
    (養分転流が入る条件:平均気温が15〜16℃、最低気温10℃以下の条件が3日程度続いた時)

    理想的な養分転流

    Tips!

    扁平果やタケノコは生理障害として土壌の酸性化が原因と考えられます。
    そのために土壌診断を定期的に行ない、カルシウム等の石灰資材を積極的に施用することをお勧め致します。

    締まった土壌はPSリンク等を施用することで柔らかくなり排水性の改善が期待されます。

    養分転流の促進には、PSダッシュMEネオの葉面散布で効果があります。
    タイミングは養分転流開始時期の30日前から10日間隔がベストです。

    品種名作型品種特性
    春どり栽培立茎栽培伏せ込み
    栽培
    全雄早晩生太さ
    (※春芽の場合)
    その他
    露地ハウス露地ハウス
    ゼンユウガリバー®×中生4初期から太いが圃場を選ぶ
    PA050×早生4〜5樹勢が強く根張りが良い
    スグデルⅡ®××××極早生4萌芽が早く夏芽の回転が良い
    ゼンユウメーデル®×中生3〜4太さと萌芽数のバランスが良い
    太宝早生®××××早生4安定した収量性
    クリスマス特急®××××早生3萌芽が早く芽数が多い
    ウインデル®×××××極早生4太くて早い
    満味紫®××晩生5紫が濃い
    PA055×××中生4〜5露地、春どり
    PA056×××中生4〜5露地、春どり
    PA057×早生4〜5太く、樹勢性が強い
    ◯:適 ×:不敵 ◯:全雄 ×:雌雄混合1:細い 2:やや細い 3:普通 4:やや太い 5:太い
    ※太さは年数によって変わります

    全雄品種のメリットとは…?

    • 種がつかないのでこぼれ種による雑草化の心配がない!

      基本的に毎年同じ圃場で栽培するアスパラガスにとって、こぼれ種は悩みの種でもあります。
      全雄品種は交配が行われないため、種がつかないので雑草化を抑制できます。

    • 萌芽が揃う!

      全雄品種のほうが全雌品種に比べ萌芽が早く揃いが良いと言われています。

    • 収穫本数が多くサイズが揃う!

      雌雄混合品種に比べ萌芽本数が多いといわれています。


    タネの着果状況(雌株)


    雑草化するこぼれ種

    アスパラガス新栽培法

    採りっきり栽培®専用定植機

    栽培の難しいとされているアスパラガスを暖地の露地で、しかも1年で収穫すつ新しい栽培法「採りっきり栽培®」。その栽培に欠かせない専用ホーラー。

    ホーラー

    1使用者の使い勝手にあわせ、伸縮自在!

    2ケガキ棒の長さを調整できるので株間調整がカンタンに出来ます!

    3この先端がポイント!
    深植定植の際に苗の周りに空気の層を作り、株元の温度を保つことでプラグ苗を厳冬期に定植することが可能に!

    4穴あけと同時に次の定植穴の位置にマークをつけるので連続作業がやりやすい!

    根圏の「有効微生物」を
    「増殖・活性化」させる土壌改良剤

    『微生物とその棲家』正味重量15kg

    「有効微生物」と「微生物の住み家になるヤシガラ炭とシリカ」を組み合わせた資材です。

    使用方法

    • 植穴施用…1株当り植穴に10gを施用(1,500株/1袋)
    • 土壌散布…10a当り45kg(3袋)を根圏土壌に混合
    • 育苗培土…培土1L当り50gを混合(培土300L/1袋)

    微生物の棲家

    微生物の住み家

    多孔質構造のヤシガラ炭とシリカは土壌生物の住み家として最適!

    本資材に含まれる有効微生物と土壌中の多様な微生物群が好んで住み着く!

    土壌消毒後の根圏の有効微生物の増殖・活性化に非常に効果的!

    土壌の肥沃化

    住み着いた微生物が土壌中に蓄積した肥料分や有機物を分解!

    連作障害の改善

    ヤシガラ炭とシリカが土壌の物理性と科学性を改善!

    作物生育の改善

    有効微生物の働きが高まると作物の肥料の吸収が効率的になる(土壌環境が改善されると養分循環がスムーズに行われる。)!

    さらに、多様な微生物群が発根や根の免疫力 / 耐病性を向上させる!

    注意
    ・直射日光を避け納屋などの涼しい所で保管してください。
    ・湿気の少ない所で保管してください。

採りっきり栽培 おすすめ品種