使いきり、食べきりサイズの次世代にんじん
種子規格
シーダーテープ 20・100・200・500m / ペレット種子1,000粒・1万粒
柿のような食感があり、にんじん臭が少なく食べやすいです。
調理しやすく、使い切りやすいミディアムサイズ。
(1本当たり80〜100g程度)
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作型にあった栽培で、発芽・生育のムラを防ぐ。
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step 1播種準備・時期
発芽前に軽く耕し、鎮圧する。
圃場が乾いているときは播種前にたっぷりとかん水を行う。
春まき
トンネル、不織布などを利用して地温を確保。播種後2週間を目安に発芽を揃える。
収穫期が高温のため適期が短いので計画的に作付する。
※テルダムは、春まきでは抽苔が心配される。無理な早まきには注意する。夏・秋まき
高温期は生理障害の発生もあるので注意する。播種前にしっかりかん水し、ロータリーで鎮圧。
播種後も状況を見ながら、朝夕にかん水する。10日前後で発芽を揃える。 -
step 2施肥例
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step 3発芽条件
ポイントは「発芽をいかに揃えるか!」
地温15〜25度
水分適度な水分保持。(水分率20〜60%)
覆土1cm程度。深植えに注意。
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step 4播種準備・時期
シーダーテープを利用する場合
2条、3条用播種機を使用する。
1ベットに2条から6条播種
(条間10〜15cm/ベット幅50cm)
※テルダムの場合は条間15cm以上ペレット種子を利用する場合
ペレット播種機を使用する。
1ベットに2条から6条播種
(条間10〜15cm/ベット幅50cm)播種例
アムス 株間2cm 条間10cm テルダム 株間3cm 条間15cm テルダム 株間5cm 条間10cm 潅水や鎮圧を徹底するように心がける
step 5播種後の管理
本葉2枚頃に1回目の追肥を実施。発芽後、20日ぐらいが目安。
本葉4〜7枚から生育が旺盛になり、この時期の管理が終了に大きく影響。追肥、かん水が重要である。
葉先が茶色くなりだしたら、黒葉枯病が発生。防除が必要。
step 6収穫
播種後、60〜80日を目安に収穫。
作型
step 7病害虫防除・対策
黒葉枯れ病
:
高温乾燥時や台風後に出やすい。気象条件等を考慮の上、適用薬剤を散布。
シミ症
:
生育適温28℃、地温25℃で多発。加湿期間が3日以上続くと発病。
連作圃場など発病が心配な圃場は播種前に土作りや土壌消毒を行う。ネキリムシ
:
忌避効果のある、殺虫剤を使用する。
センチュウ
:
マリーゴールドなどをすきこむ。適用殺虫剤を使用する。
白絹病
:
発病適温が25〜35℃で、高温・多湿期に発生。病葉・病株を撤除。
天地返し、湛水(水田との輪作)する。step 8オイシイ活用方法
カロテンの吸収によいレシピ
なるべく皮つき!(果肉の外側に多い)
油で炒める!(生より6割以上の吸収率UP)
生食にはビタミンCを含むレモン等を加えるとよい(アスコルピナーゼ酵素の抑制)