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e-種や|野菜種、花種と苗の三重興農社

野菜お助けガイド

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  • しみ症状

    しみ症状

    症状

    水浸状の病斑が生じ、拡大します。
    褐色に変色したり、白色のカビが生えます。

    原因

    病原菌が原因となり発症します。
    主な病原菌
    ・ピシウム(しみ腐病)
    春まき栽培の梅雨時期に収穫した場合に多発します。
    夏まき栽培では降水量の多い年に発生しやすいです。

    ・リゾクトニア(根腐病)
    特に春まき栽培で発生しやすいです。
    土壌中に菌核のかたちで生存し、新たな発生源になります。

    ・フザリウム(乾腐病)
    収穫1ヶ月程度前に過湿条件が続くと発生しやすくなります。
    土壌中で非常に長期間生存し、10年以上の場合もあります。

    対策

    ・連作を避けます。
    ・ほ場に被害根を残さない。
    ・排水性を改善します。
    ・良質なたい肥の投入などの日頃の土作りを心掛けましょう。

  • 黒葉枯病

    黒葉枯病

    症状

    褐色~黒褐色の小さな斑点を生じ、徐々に拡大して大型病斑になります。
    発病した葉は黄化し、やがて枯れます。

    原因

    ・発芽60~90日以降の肥大期に発生しやすい。
    ・この期間に雨天が続いたり、肥切れを起こすと多発します。

    対策

    ・早めの防除を心掛けましょう。
    ・元肥から追肥までの適切な肥培管理が重要です。
    ・肥大期に入ってからの追肥は裂根の恐れがあるので注意しましょう。

  • 裂根(われ)

    裂根(われ)

    症状

    根に亀裂が入り割れます。

    原因

    ・根が急激に肥大すると割れやすくなります。
     1.肥大期後半に過度な残肥があるとき。
     2.株間が広すぎると過肥大によリ発生しやすくなります。
    ・土壌が過湿の場合に多くなります。
    ・しみ症状部の亀裂から発生することがあります。

    対策

    ・元肥から追肥までの適切な肥培管理が重要です。
    特に肥大期に入ってからの追肥は注意しましょう。

引用元「株式会社トーホク 野菜専科」