景観形成作物の輪作体系例(関東地方準拠)
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A景観形成作物・通年体系(3年5作)
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B景観形成作物・通年体系(3年5作)転作田
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C景観形成作物・通年体系(3年5作)
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D遊休農地への景観緑肥および保全管理(3年4作)
ワイルドフラワー(450g袋詰)
多種類(1年生、2年生、宿根草)の花がリレー開花!
環境保全
春〜秋の開花期は、訪花昆虫を誘引し自然の生態を回復、保護します。
適地
排水良好で湿害のおそれのない圃場。
施肥量
成分量/10a・チッソ4kg・リン酸6kg・カリ6kg
播種期
3〜6月 9〜10月
播種量
◎カネコミックスフラワー スプリングタイプ(450g入り)250㎡分(約4袋/10a) ◎カネコミックスフラワー ハイタイプ(450g入り)300㎡分(約3袋/10a)
◎カネコミックスフラワー ロータイプ(450g入り)500㎡分(約2袋/10a)
※スプリングタイプは、1年生を主体にした春まき専用種です。 播種前、圃場は除草やロータリー耕で耕転、整地を徹底してください。怠りますと、初期生育時は雑草競合となります。播種後は覆土・鎮圧を励行してください。生育管理
生育初期、雑草の目立つ部分は鎌で手除草を、条播の場合、開花始期前に中耕培土をします。草丈の高い花の開花ピークが終わったら刈り払いをし、裸地が生じた場合、必要に応じ追播をします。
開花期間
春まきの場合、約2ヶ月後から開花、秋まで咲き続けます。秋まきでは、翌春から秋まで次々に開花し始めます。
観光遊園
農産物直売所や道の駅周辺、遊休農地、バイパス道などに活用され、地域イメージアップに貢献、活性 化へ相乗効果が高まります。
地力-景観緑肥用シロカラシ (1kg袋詰)
蜜源に、景観緑肥に、初夏に鮮黄色の海原!
北海道・東北・寒高冷池向き
環境保全
訪花昆虫を誘引し、土壌被覆性が強力で表土保全に有効です。
適地
排水良好で湿害のおそれのない圃場。
施肥量
成分量/10a・チッソ5kg・リン酸7kg・カリ5kg
播種期
3月中旬〜4月中旬(平坦地)・3月下旬〜5月下旬(寒高冷地)
播種量
2〜3kg/10a
開花期
6〜7月にかけて黄金色に開花、菜の花に比較して開花期間が短いです。
すき込み
C/N比(炭素率)が低く、すき込みしやすいです。
コスモス
魅せます、田園にまぶしい花畑、主役は秋桜!
コスモス センセーション播種期生育表(関東平坦地標準)
環境保全
訪花昆虫を誘引し、自然の生態を回復、保護します。
適地
排水良好で湿害のおそれのない圃場。転作田では、必ず明渠排水を徹底してください。
施肥量
成分量/10a → チッソ4kg・リン酸6kg・カリ4kg
播種期
4〜8月遅まきほど草丈は低くなり、耐倒伏性が強まります。秋季のイベント開催期に合わせ、逆算して播種時期を決定します。関東平坦地では、7月下旬〜8月上旬が最適です。
播種量
1kg/10a 大面積の場合、ラジコンヘリによる播種法が効果的です。
雑草対策
マルチムギを10〜12kg/10aの混播が有効です。
中耕培土
条播の場合、草丈20〜30cm時にロータリーカルチャー等で行います。
先端刈り
センセーションな場合、早まき(4〜6月末)では太茎、徒長で倒伏しやすいため対策として草丈50〜60cm時に主枝を剪定し、分枝を促すことにより耐倒伏性が強まり、開花調節が可能となります。
開花期
品種、播種期によって異なりますが黄花、ポニーでは播種後50日目頃センセーションでは60日前後で開花となります。
観光遊園
展望台(ヤグラ)を設置しますと迫力ある景観が楽しめます。また、自由摘み取りの切り花直売も好評です。
すき込み
開花終了後に、有機質の補給による緑肥効果と、地力増進を兼ねプラウ・ロータリー耕で縦横に1〜2回行います。麦との輪作の場合、麦播種の20日前までにします。
マリーゴールド 200g袋詰
長期間咲き、有害線虫抑制にも有効!
マリーゴールド(フレンチ)播種期別生育表(関東平坦地標準)
環境保全
訪花昆虫を誘引し、自然の生態系を回復、保護します。
適地
排水良好で湿害のおそれのない圃場。転作田では、必ず明渠排水を徹底してください。
施肥量
追肥のみ播種後40日前後。成分量/10aチッソ4kg・リン酸6kg・カリ4kg
播種期
4〜6月。種子が極軽量のため、土を混合すると播種しやすくなります。
播種量
0.4kg/10a
中耕培土
冬播の場合、草丈20cm時にロータリーカルチャー等で行います。
開花期
播種後80〜90日後から咲き始め、11月の降霜期まで長期間咲きます。
すき込み
地力増進、有害線虫抑制を兼ね、プラウ・ロータリー耕で縦横に1〜2回行います。麦との輪作の場合、麦播種の20日前までにします。
ヒマワリ (200g袋詰)
迷路、夏休みのイベントに、すっかり定着!
ヒマワリ油から軽油代替エネルギー生産
ハイブリッドサンフラワー播種期別生育表(関東平坦地標準)
環境保全
訪花昆虫を誘引し、自然の生態系を回復、保護します。
適地
排水良好で湿害のおそれのない圃場。転作田では、必ず明渠排水を徹底してください。
施肥量
成分量/10a → チッソ8kg・リン酸10kg・カリ8kg
播種期
4月〜8月
栽植密度
2,700〜3,000本/10a・90×40cmまたは、75×45cm。迷路用には、あらかじめ設計図に基づいて播種作業を行ってください。
播種量
0.6kg(3粒まき)/10a
大面積の場合、種まき機「ごんべえ」をトラクターに付設すると省力化になります。除草剤
播種後発芽前に、トレファノサイド乳剤を200〜300ml/10aが効果的です。
間引き
本葉1〜2枚展葉時に、爪でカットします。
中耕培土
条播の場合、草丈20〜30cm時にロータリーカルチャー等で行います。
鳥害対策
幼苗期は、反射テープかミシン糸高さ30cm位に張りますと有効です。子実収穫を目的の場合、開花期以降に防鳥ネットを活用します。
収穫期
開花後40〜50日で成熟に達し、子実が硬化した頃が適期です。大面積の場合、汎用コンバインで行います。必ず晴天の乾燥した日に収穫します。(カビの発生に注意)
すき込み
開花終了後にプラウ・ロータリー耕で縦横に1〜2回行います。
ヒマワリはVA菌根菌のはたらきにより、リン酸吸収を促進させ後作物の麦・稲が高品質生産となります。加工品
今後バイオディーゼル燃料として期待されています。
ネマクリーン(1kg袋詰)
マメ科で地力増進、夏から秋の景観形成に最適!
環境保全
訪花昆虫を誘引し、自然の生態を回復、保護します。
適地
排水良好で湿害のおそれのない圃場。転作田では、必ず明渠排水を徹底してください。
施肥量
成分量/10a
チッソ5kg・リン酸7kg・カリ5kg播種期
暖地⇒5〜7月 中間地⇒6〜7月 寒地は不向きです。
播種量
5〜6kg/10a(散播)
開花期
8〜10月
すき込み
開花終了後にプラウ、ロータリー耕で縦横に1〜2回行います。
秋まき景観形成作物・生育表(関東標準)
ワイルドフラワー(450g袋詰)
多種類(1年生、2年生、宿根草)の花がリレー開花!
環境保全
春〜秋の開花期は、訪花昆虫を誘引し自然の生態を回復、保護します。
適地
排水良好で湿害のおそれのない圃場。
施肥量
成分量/10a・チッソ4kg・リン酸6kg・カリ6kg
播種期
9〜10月 3〜6月
播種量
◎カネコミックスフラワー ハイタイプ(450g入り)300㎡分(約3袋/10a)
◎カネコミックスフラワー ロータイプ(450g入り)500㎡分(約2袋/10a)
播種前、圃場は除草やロータリー耕で耕転、整地を徹底してください。怠りますと、初期生育時は雑草競合となります。播種後は覆土・鎮圧を行い、発芽・初期生育を促進させます。生育管理
生育初期、雑草の目立つ部分は鎌で手除草を、条播の場合、開花始期前に中耕培土をします。草丈の高い花の開花ピークが終わったら刈り払いをし、裸地が生じた場合、必要に応じ追播をします。
開花期間
秋まきでは、翌春から秋まで次々に開花し始めます。春まきの場合、約2ヶ月後から開花、秋まで咲き続けます。
観光遊園
農産物直売所や道の駅周辺、遊休農地、バイパス道などに活用され、地域イメージアップに貢献、活性化へ相乗効果が高まります。
シロカラシ・地力アブラナ科 (1kg袋詰)
見渡す限り、陽春に鮮黄色の海原!
環境保全
訪花昆虫を誘引し、土壌被覆性が強力で表土保全に有効です。
適地
排水良好で湿害のおそれのない圃場。(寒高冷地帯には不適)
施肥量
成分量/10a・チッソ3kg・リン酸5kg・カリ5kg
播種期
10月中旬〜11月中旬(早まきは寒害を受けやすい)
播種量
2〜3kg/10a 播種後は覆土・鎮圧を行い、発芽・初期生育を促進させます。
開花期
4〜5月にかけて黄金色に開花、菜の花に比較して開花期間が短いです。
すき込み
C/N比(炭素率)が低く、すき込みしやすいです。
クリムゾンクローバーマメ科 (500g袋詰)
深紅の花は、イチゴを連想!
環境保全
窒素同化作用で土壌を肥沃にし、訪花昆虫を誘引、自然の生態を保護します。
適地
排水良好で湿害のおそれのない圃場。
施肥量
成分量/10a・チッソ3kg・リン酸6kg・カリ6kg
播種期
9〜10月(寒地ほど早まき)
播種量
条播(うね幅60cm)2〜3kg・バラまき3〜4kg/10a
播種後は覆土・鎮圧を行い、発芽・初期生育を促進させます。開花期
4月中旬〜5月中旬にかけ、花色のクリムゾンレッドは、一面ジュウタンとなります。
すき込み
開花終了後に、有機質の補給による緑肥効果と、地力増進を兼ねて速やかに行います。
レンゲマメ科 (1kg袋詰)
蜜源と景観緑肥に最適、イベントで地域活性化!
環境保全
窒素同化作用で土壌を肥沃にし、訪花昆虫を誘引、自然の生態を保護します。
適地
排水良好で湿害のおそれのない水田裏作圃場。
施肥量
原則として不要ですが化成肥料と苦土石灰を20kgづつ施用。
播種期
9〜10月
播種量
3〜4kg/10a 播種後は覆土・鎮圧を行い、発芽・初期生育を促進させます。
播種方法
A稲立毛間播種。稲刈り予定の15〜20日前に播種し覆土は不要。
B稲刈り後播種。浅耕後に播種、ハロー等で浅く覆土します。
◎早まきほど発芽、定着率が高く、翌春の開花も良好となります。虫害対策
西南暖地では、アルファルファタコゾウムシによる葉食被害が多発傾向のため、被害回避として11〜12月の遅まきが有効です。
開花期
養蜂家に蜜源として利用。レンゲ祭りなどイベント開催にも適しています。
すき込み
開花初期は分解が早いため、チッソ肥料としての役目を果たし、開花終期は分解は遅いがセンイ質が多いため、地力増進効果が得られます。
菜の花ナタネ (500g袋詰)
春の風物詩 黄色いジュウタンを満喫!
循環型農業から軽油代替エネルギー生産
環境保全
訪花昆虫を誘引し、自然の生態を回復、保護します。
適地
排水良好で湿害のおそれのない水田裏作圃場。
転作田の場合、明渠排水を5〜6m間隔に、および周囲に徹底してください。施肥量
成分量/10a・チッソ6kg・リン酸8kg・カリ6kg・苦土石灰40〜60kg
播種期
9〜11月(寒地ほど早まき)
播種量
条播(うね幅60cm)1kg・バラまき2kg/10a
手まきの他、動力散布機、手動散粒機を使用します。その際乾土を同量混和しますと効率的です。播種後は覆土・鎮圧を行い、発芽・初期生育を促進させます。除草剤
播種後にトレファノサイド乳剤(150〜200ml/10a)が有効です。
迷路対策
開花時の遊園散策利用には、あらかじめ設計図に基づいて、播種作業を行っておくと便利です。
中耕培土
条播の場合、開花1〜2ヶ月前に必ず励行します。
開花期
3月中旬〜5月中旬にかけ、約2ヶ月間咲き続けます。
すき込み
開花終期に有機質の補給による緑肥効果と、地力増進を兼ねてブラウ・ロータリー耕で、縦横に1〜2回行います。
油用収穫
落下終わり後1ヶ月、開花揃い後約2ヶ月を目安に、適期収穫を心掛けます。刈取り高は40〜50cmで、小面積はは手刈り、大面積の場合は汎用コンバインで行います。
加工・用途
軽油代替燃料に有効活用。今後バイオディーゼル燃料として期待されています。
※食用油としての利用はご遠慮願います。
ヒナゲシシャーレーポピー (500g袋詰)
田園景観がまぶしい、初夏に揺れるポピー!
環境保全
訪花昆虫を誘引し、自然の生態を回復、保護します。
適地
排水良好で湿害のおそれのない圃場。
施肥量
成分量/10a・チッソ8kg・リン酸10kg・カリ8kg。
播種期
9〜10月(寒地ほど早まき)
播種量
条播(うね幅60cm)0.5kg・バラまき1kg/10a
種子は極小粒なので、乾いた土とよく混ぜて播種します。
また、条播の方が除草管理しやすく、生育が均一化します。
播種後は覆土・鎮圧を行い、発芽・初期生育を促進させます。中耕培土
条播の場合、開花1〜2ヶ月前に必ず励行。
開花期
5月上旬〜6月中旬にかけ、鮮やかなポピー園は遠方からも一際目立ちます。
すき込み
開花終了後に有機質の補給による緑肥効果と、地力増進を兼ねて速やかに行います。