栽培ポイント
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1.台風対策の徹底
カボチャ播種の40〜50日前に短稈のソルゴーを畦毎にすじ播きします。播種量:1kg位/10アール
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2.ウイルス病の防除
着果期まではウイルス病を媒介するアブラムシの防除を徹底します。
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3.
抑制栽培では果実の肥大促進と品質向上のため親蔓1本仕立ての1果どりを徹底します。
品種特性
作型
栽培
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①播種
直播きが基本です(育苗定植は高温期で活着しにくいため)。覆土は1cm位に行います。雨でたたかれても固まらないように市販の種まき培土での覆土が良いです。別途、補植用に定植本数の1割位を直播きと同時に36穴連結ポット等に播いておきます。
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②栽植様式(下図)
親蔓1本仕立て(畦幅4.5m、株間35cm 634株/10アール)。
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③整枝・親蔓の摘芯
株元から20〜25節までの側枝は早めに摘除し、同時に株元12節位までの雌花は摘花します。
親蔓が次のベッドのソルゴーまで伸びたらそこで摘芯します。 -
④交配・着果
15節め前後から交配し着果させます。
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⑤収穫・貯蔵
収穫は開花後「ダークホース」は45〜50日、「栗政宗」は50日位で収穫できます。貯蔵は完熟果で「ダークホース」で2〜3ヶ月程度、「栗政宗」で収穫後3ヶ月程度可能です。
貯蔵のポイント
① 収穫まで茎葉をできるだけ健全に保ち、完熟果を収穫します。(未熟果は日持ちしない)
② 圃場の排水対策を徹底し、着果後、定期的な薬剤防除で果実のつる枯病等の病害を防ぎます。
③ 収穫後、日陰の風通しの良い場所で果梗(ヘタ)の切り口と果面をしっかり乾かします(風乾)。
④ 風乾後、貯蔵適温10℃前後を目標に、蒸らさず、凍らないように貯蔵します。