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第66回 全日本花卉品種審査会 ペチュニア

4月16日(木) 姫路市農業振興センター(兵庫県姫路市山田町多田)にて実施した。 国内における新型コロナウイルスの発生を受けで審査会開催の是非が協議されたが、会員各社からの出品品種が順調に栽培されており、出品品種の審査評価は書面等では代替できないため、感染拡大防止の策を講じつつ可能な限り開催する方法が検討された。後に、4月7日に政府から緊急事態宣言が発令され、その対象地域に兵直県も含まれていたことから再度、実施方法を変更し、兵庫県内の公的機関や兵庫県支部から募集した審査員のみで審査を行って頂くことで、他県から兵庫県へ人の移動を伴わない形式での開催とした。

審直当日の運営としては、感染拡大防止のため①原則として屋外で実施②審査員が密集しないよう時間をずらして審査を行う③会場での滞在時間は最小限にとどめる、といった措置を取りながらの開催となった。

審査会の事前準備や当日の実施運営に際しては、農研機構野菜花き研究部門花き遺伝育種研究領域の間竜太郎・領域長に審査長をご担当頂き、また日種協花き栄養繁殖性植物部会を代表して河合隆行氏(横浜植木(株))に幹事担当者をお願いして遠隔での協語を行いながら公正な審査の実施にご協力を頂いた。審査会場では、栽培担当の大野哲也・係長より審査員に対して耕種概要ならびに審査要領の説明があった後に、100点満点での採点による審査を実施した。

審査温室全景

審査員ごとに時間をずらして審査した

  • 耕種概要

    栽培場所

    姫路市農業振興センター
    鉄骨造ガラス温室(約200m2)

    出品品種

    14点

    栽培規模

    1区32ポット(9cm黒ポリポット)、2区制

    鉢上げ

    2020年2月6日に、各社から送られてきた200穴セルトレイ苗を9cm黒ポリポットへ1本定植した。
    定植用土は、赤玉土:鹿沼土:ピートモス:バーミキュライト:燻炭:パーライト:真砂土=1:1:1:2:2:2:1(容積比)の混合用土を用いた。

    施肥

    【基肥】(用土100L当たり)
    化成肥料6-40-6(マグアンプⅡM) 500g
    有機石灰 500g
    【追肥】 (1鉢当たり)
    3月18日 固形肥料(オスモコート16-9-12) 1g/鉢
    4月12日 液肥肥料(ハイポネックス(15-30-15)) 2,000倍 100ml/鉢

    薬剤散布

    使用基準に従い、以下の薬剤を使用した。

    2月28日アルバリン粒(鉢上げ時)
    3月5日アフェットFL
    3月8日ダコニール1000FL
    4月17日アファーム乳剤

    管理

    灌水は、3月2日までハスロによる上部灌水を行い、それ以降は塩ビパイプの先を加工した器具等で株全体に水がかからないように灌水した。
    摘花は、鉢上げ~3月31日まで開いた花に対して、4月1日以降は、萎凋した花に対して適宜行った。
    4月10日までは暖房温度8℃、換気温度20℃、4月11日以降は暖房なし、換気温度15℃に設定した。
    4月13日に審査会用の配置(A区東側、B区西側)に整列した。

    1等特別賞「バカラiQ ストロベリー」

    1等特別賞「バカラiQ ストロベリー」遠景

  • 生育期の気象状況・生育状況

    気象経過について、2月~4月の栽培期問中は、2月第2半旬と4月第2半旬に寒気が入って気温が平年を下回ったが、概ね平年より約2℃高かった。降水量は3月4半旬~5半旬は少なかったが概ね平年並みであった。日照時問は3月2半旬までは平年をやや下回ったが、3月3半旬からは6半旬以外は晴天に恵まれ、日照時間が平年を上回った。

    生育の概要について、搬入時の出品苗は品種間で生育状態に大きな差があった。生育が進むにつれて差は小さくなったが同程度の大きさになったのは3月下旬になってからであった。開花の早晩性は系統・品種において大きく異なり、最も早い系統・品種で3月1日に開花が始まり、すべての品種が開花したのは4月14日だった。

    栽培期間を通して気温が高めに推移したため、全ての品種において生育は順調であったが、花芽の生育が遅かった1品種については、4月14日に数株が開花したが開花株率は50%を下回った。

  • 入賞結果の検討および入賞品種へのコメント

    会場で人が密集することを避けるため、審査を終えた参加者はそのまま解散して頂き、審査結果は後日、通知することとした。

    その後、姫路市農業振興センターご担当者により集計された採点結果を間審査長と日種協幹事担当者ならびに事務局で共有し、出品品種の写真と各品種の得点を照合しながら入営品種の検討が行われ、下記の通り入賞結果を確定した。

    審査に参加した公的審査員からは「今回の入賞品種については、花数が多く花色の発色が鮮やかで新奇性がありさらに花弁の傷みや色落ちがみられない点が高く評価された」とのコメントが寄せられた。

  • 終わりに

    今回の審査会は、新型コロナウイルスが発生している状況で業務が制限されている中での栽培管理、また審査会の連営や審査貝の確保に動いて頂いた姫路市農業振興センターご担当者のご尽力により実施に漕ぎ着けることができた。また、 緊急車態宣言が発令された状況の中で、兵庫県内からの貴重な審査員としてご参加を頂いた兵塵県立農林水産技術総合センターの水谷祐一郎様ならびに兵庫県支部の小林稔支部長(小林種苗(株))にも心より御礼を申し上げる。

    審査結果【ペチュニア(春出しポット栽培)】(100点満点)

    順位得点等級品種名出品者
    188.671等特バカラiQ ストロベリー(株)サカタのタネ
    287.332等LT-315A(株)ミヨシグループ
    383.673等バカラiQ レッド(株)サカタのタネ
    482.673等TX-931タキイ種苗(株)

    2等「LT-315A」

    3等「TX-931」

    3等「バカラiQレッド」

  • 審査員内訳

    官公審査員

    ・兵歴県立農林水産技術総合センター
    ・姫路市農業振興センター

    日種協

    ・兵庫県支部 小林種苗(株)