特性

• 果実の形状が特に優れています。また地肌の色・縞の色も濃く、外観の整一性で多品種に差をつけます。
• 果重は7～8kg。肉質は緻密で空洞果はほとんどありません。やや硬めの肉質ながらシャリがあり、口あたりよく、食味は満点。果肉色は濃桃紅色で切り売りにも最適です。
• 糖度は12度以上と高く中心部と周辺部の糖度差が少なく、また果肉と果皮との境目がハッキリしています。
• 草勢は中位～やや強めで、低温期の花粉の出が良く、着果は容易です。草勢が多少強くなった場合でも、空洞果や果実の二次肥大による変形の少ない安定した品種です。
• どのような作型でも栽培は可能ですが、特にハウス栽培～大型トンネル栽培で能力を発揮します。
• 収穫期までの積算温度は約1030度。登熟日数は、4月出荷で47～50日、5月出荷で45日前後、6～7月出荷で43～45日、8月出荷で38日前後を目安として穫り遅れに注意して早目に試し切りをしてから収穫して下さい。